金融機関の窓口で勧められても、預貯金とは違うものかも知れません。
2016/06/15
低金利のこの時代。
銀行などに預貯金をしても、利息は悲しい程しかありません。
そんなことを感じて嘆いていると・・・・・・
「こういうものがありますよ」と窓口で勧められたりします。
「銀行が勧めるんだから預貯金のようなものだろう。それで、戻ってくるものが多いんだったらいいかな」
そう思われて、申し込みをされた方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、それは本当に預貯金のようなものでしょうか。
もしかしたら元金の保証のない投資のようなものだったり、あるいは一定期間は解約すると払い込んだ金額よりも戻ってくる金額が少ない「保険」ではないでしょうか?
利息は考えないで、確実に貯蓄するなら銀行や郵便局などで、毎月一定額(例えば1万円)を積み立てていくのがいいのではないかと思います。万一、「急にお金が必要だ!」ということになっても、後で記述します保険とは違って、解約をしやすいというメリットもあります。
解約しにくいというデメリットを生かして、貯蓄を増やしていくなら定期預金もあります。しかし利息が少ないので、「今から定期預金はどうもねえ……」という声も聞こえてきます。
また、一定期間(例えば10年間)、「このお金は使わない」というのなら、生命保険を利用する方法もあります。満期までに解約すれば払い込んだ保険料よりも受け取る金額が少ないけれど、満期以降に解約すると払い込んだ保険料よりも多く戻るというタイプの保険の利用です。もちろん保険ですから、死亡保険金などの保障があります。
「万一の時の保障があって、かつ、ある一定期間は解約しない」という場合は、こういった保険を活用してもいいでしょう。
他にも銀行では投資信託もあります。
更に他の金融機関まで視野を広げると、株や国債、信託など色々と金融商品があります。
しかし、こういった商品は、預金とは違って元本の保証がありません。また預金のような、万一、金融機関が破綻した時の保証もありません。
「元金が減少するリスクがあっても高いリターンが欲しい」
「戻ってくる金額は少なくていいから、確実なものがいい」
いずれにしても、担当者からしっかりと説明を聞いて、自分の希望にあった商品を選ばれることが大切です。
当事務所では生命保険募集人資格を持つ終活カウンセラーもご相談をお受けします。
終活や相続対策での生命保険のご相談も当事務所へお気軽にどうぞ。